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小3の壁ならぬ、小6の壁

最近、私と私の姉の住んでいる地域によってこんなにも子育て環境が違うのか!と驚いたことがあったので紹介したいと思います。

まずは住んでいる場所の違いを簡単に説明します。
\ 私の住んでいる場所/
都心まで電車で20~30分ほどの交通アクセスの良い地域であり
都内で働く人たちがたくさん住むいわゆるベッドタウンです。
両親共に働く家庭も多く、駅前は小さいですがデパートや進学塾、飲食店、
マンションも多く立ち並び、生活するには一通りそろっている環境。
<子供の小さい頃>
私は子供が小さいころからフルタイムで働いているため、
小さい頃は保育園、小学校に入ってからは学童にお世話になっています。
<3年生から>
・市の無料サービス
3年生になってからは、バスケを始めたことで学童はやめて、時々、
学童と同じ場所にある、お金もかからず子供の居場所を提供してくれる場所が
あり、そちらにお邪魔していました。(市の制度で働いてなくても預かってくれて、
学童の先生が勉強も見てくれるし、夏休みも利用可。時間は基本17時まで。)
学童まで行くほどじゃないけど、放課後の時間帯に少し預かってほしい!という人には
とても良いサービスです。
学童と違いタダなのでおやつはありませんが、無料で子どもを見てもらえるなんて、
なんて有難い制度なのか!
・習い事
娘の習い事は、習字、体操、バスケをしていますが、全て徒歩または自転車で一人で行き、
帰りはお迎えに行くというスタイル。
どこも徒歩5分や自転車でも10分ととても近く、近所にも同じバスケをしている
お友達もたくさんいてよく一緒に行ったりしています。
・旦那の在宅
また、我が家は主人もほぼ在宅で仕事をしているため、帰ってきても
パパがいる(会議も多いのであまり相手はできませんが)という安心感も大きいかもしれません。
時々、夫も出勤でいないときは、鍵を忘れずに持っていってね!!
と口酸っぱく伝えて、一人でお留守番したり、習い事へ行ったりしています。
\ 姉の住む場所/
それが私の姉の住むところでは、環境が大きく違う。
姉の住む町は都心から電車で1時間ほどの場所。
我が家からも車で1時間ほどの場所に住んでいます。
基本的に自動車がないとどこに行くにも不便な場所ではありますが
生活する分には問題なし。
ですが、放課後の子どもの居場所が断然少ない!!
<学童行きたがらない問題>
姉も姉の旦那さんもフルタイムの完全出社で働いており、一番下の子は保育園に預けていますが、上の子は5年生になり学童には下の学年ばかり…
話の合う子もおらず、行きたがらないようで今は家でお留守番しているようです。
<家でゲームばかり・・・でもこれも普通?>
学童に行かなくなった上の子はというと、1人でゲームや動画ばかりを見るようになってしまい、中々自分から宿題もやらないようです。
皆どうしているのか?放課後の子どもの過ごし方を調査したある結果によると、下記のような
結果になりました。
やはり家ではゲームやYouTubeを見ている子が多いよう。
統計上は多いとはいっても毎日そればかりになってしまうのは、やはり親としては心配にもなるでしょう。
<なぜそうなってしまうのか?>
・子ども一人で通える場所に習い事がない
・近所に同級生や遊べる友達が住んでいない
・近くに祖父母が住んでいますが、一緒にいても時間を持て余してしまうし
 毎日預けるのも躊躇してしまう
・公園が近くにない、学校も自宅から遠い
・友達とも遊ぶ約束をしてこない
姉の子はおとなしく、自分から行くタイプではないのでなかなか約束も取り付けられないようです。
最近は習い事をしている子も多く、なかなか予定を合わせて遊ぶのも難しい様子。
真ん中にも小学3年生の女の子もいますが、やはりこの4月から学童に行かなくなるそうで
そうなると二人でずっとお留守番になってしまう。
私は当たり前のように働ける環境なのに、ちょっと住む場所が変わるだけでこんなにも違うのかと少しショックを受けました。
<もっと住みやすい世の中に>
もっと同じような環境の子ども同士で集まれる場所や、ママが働きやすい環境が
整えばいいのに、近所に公園くらいあってもいいのではないかと思ってしまいます。
公園はお年寄りやママ同士も交流できる大切な場所なのではないのだろうかと
思うのですが、管理維持の問題、資金の問題等で作れない、あるいは過去には
あったのかもしれませんがなくなってしまったのかもしれません。
もちろん、仕事ばかりで子どもを犠牲にするのは良くないとは
思いますが、今はワーママも多く、女性が働くことを政府も応援しているのに
何でこうなってしまうのだろうと疑問が沸きます。
ではどうしたらいいのか?
私のクルミくらいの脳みそで考えた案
・学童での活動をもっと充実させる!
学童の利用が高学年になると下がってしまうようですが、
それを当たり前としない工夫があるといいのではないでしょうか。
放課後の時間をもっと楽しめるようなイベントや行事があるといいのでは。
→映画観賞会
→近所のおじいちゃんおばあちゃんとの交流会
→近隣の保育園でのお手伝い
→クッキング
→子供たちからの意見を募って、自分たちで考えて決行する
学童での制約が多くて行きたくなくなってしまう子も多いと思うので、
高学年はある程度自由に活動が出来るといいのかもしれません。
学童の仕組み等あまり知らない私の勝手な思い付きですが・・・
それぞれの子どもの性格や両親の考え方によっても違ってくるのだと思うので、
一概には言えませんが、どんな環境の人もそれぞれのライフスタイルに合わせて
みんなが心地よく生活が出来る世の中になるといいなーと感じました。
皆がみんなって難しいのかもししれませんが、身近で感じた
小学校の壁。
少しでもこの壁がなくなっていくといいなー!!